手作りせっけんのレシピ

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せっけんにご興味を持っていただき、ありがとうございます!

なえこは農家の嫁で、有機無農薬農業実践者で、
環境に如何に優しく生きられるか、の研究者で、
園芸に関するグリーンアドバイザーでもありますので、
こういったテーマに関心を持って頂いた事に、
まず、感謝いたします。

え。。。と、前置きが長くなって失礼いたしました。

では、家庭で簡単に作れるせっけんのレシピです。
尿素が入っているので、肌に優しい、
廃油で作るので環境にも優しいせっけんです。

天ぷら油などの廃油でOKですよん。

せっけんは約一日で有機分に分解され、
ミジンコなど、水中の微生物の餌になります。
だから、環境に優しいのですよ~。

揚げ物のかすなどは、キッチンペーパーなどで濾して、
作ると、仕上がりが綺麗です。

※注意
 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)は、強アルカリ性の劇物ですので、
 絶対に肌や目に付着しないよう、ゴム手袋や眼鏡等、ご使用下さい

※万が一!ですよ!肌等に付いてしまったら、
 我等がアルファヴィーナスorクリスタルアースの
 強酸性水で、洗浄して下さい。(こんな時にも強い味方♪)

用意する物
*苛性ソーダ(水酸化ナトリウムです)薬局で購入できます。
  ただし、劇物指定なので、購入時には印鑑が必要です。
*尿素
*廃油
*500mlの空きペットボトル
*水(水道水ですよ)

1.ペットボトルに水を80cc、入れておきます。

2.苛性ソーダを26グラム計り、あらかじめ水の入ったペットボトルに入れます。
 この時、苛性ソーダが溶ける時に熱を発しますので注意して下さい。

3.苛性ソーダが溶けたら、尿素10gをペットボトルに入れます。
 この時、溶解熱を奪いますので、溶液が冷たくなります。

4.尿素が溶けたら、廃油200ccを入れ、ペットボトルの蓋をきっちり閉めて、
 よ~~~~~~~く、振ります。
 この時、蓋が緩んでいると中身が飛び出して危険ですので、振っている間も、
 蓋がきっちり閉まっているか、数回、確認してくださいね。

5.30秒振り、20秒ほど休む。また、30秒振り、20秒ほど休む。
 これを6回ほど繰り返しますと、溶液がどろっとしてきます。

6.お気に入りの型に流すも良し、そのまま固めるも良し。
  固まったら好みの大きさに切り分けて、2日ほど新聞紙などの上で
  乾燥、熟成させます。

7.出来上がりです。保存は紙袋に入れ、更にビニール袋へ。
  かなり柔らかいせっけんですので、ネット等に入れて使うのがお勧めです。
  う~ん、カレー粉位の堅さでしょうか~。
  市販のせっけんより、手触り優しいです。

どうですか~?
意外と簡単でしょう~?

ただ、廃油で作るので、中には「匂いが」気になる、という方もいらっしゃいます。
そういう場合には、
油を入れる時に、一緒にハッカ油(ドラッグや薬局で数百円で購入できます)を
3~4滴入れると、匂いが気にならなくなりますよ♪

なえこはこの石鹸と洗浄水を使って食器洗いをしており、
家には合成洗剤なるものは置いてありません~♪
(合成洗剤、使おうものならたちまち、指があかぎれだらけ。。。)

ちなみに、この分量で500mlペットボトルの6分目位の量です。
なえこは作る時にはペットボトルを5本ほど並べて
順番に入れてゆき、順番に振ってゆくという方法で、
1リットル位の廃油が溜まると作っています。

お試しくださいね。

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